本当の末っ子はぽっくんだもん
こんな事を書くのは悪口を書くようで気がひけるけれど、これは私にとって家族への愛の記録だから書いちゃうけれど。
白斗ってば甘えん坊でかなりの大袈裟君だったりする。
以前からそういう傾向があるのは気がついていた。
ああ、この子の性格なんだなーくらいにしか思っていなかったけれど。
年を重ねるにつれて、甘えん坊も大袈裟君も強烈になったような気がする。
まず、自分の事を未だに仔犬だと思っているフシがある。
まったくもって図々しい。
現在15キロもあるのに、人の膝に無理無理乗って来るのだ。
それどころか服の中に入ろうとしたり、体育座りしている足の隙間に入ろうとしたりまでする。
けれど、結局足もデカイし体もデカイので膝に乗り切れる訳がなく、足の肉を踏んで怒られるのだ。
この不器用さが白斗の可愛い所だけれど。
最近病気をしてからこういう事も減ったけれど、調子の良い時は弟ちゃんに張り合うべく本領を発揮する。
そして。
白斗と言えば大袈裟、大袈裟といえば白斗なのだ。
もともと体が弱い白斗はしょっちゅう病院のお世話になるのだけど。
特に爪や歯がおそろしく弱い。
爪が割れたり、歯が割れたりというのは緊急で命に関わるのは少ないものの、白斗にとっては大病なのだ。
以前、爪が割れた時に夫が 「ハク、大丈夫か?」 と顔を覗き込むと突然パタリと倒れ目を閉じて動かなくなった。
今まで普通に歩いていたのに。
様子を見ようと立ち上がらせると歩けなくなっている。
うっすらと薄目を開けて 『ああ、ぽっくんもうダメだ』 と言わんばかりに。
苦笑する私達。
それでいて病院に連れて行くと、大喜びで静止も聞かずズンズンと院内に入って行き、大きな口をカパッと開けて、尻尾をちぎれんばかりに振って愛想をふる。
挙句にドッグランで元気に走り回ってるし。
あれ?爪は?みたいな。
余裕があるのだ。
ついこの間、久しぶりに札幌に行く事になった。
本当にしばらくぶりで、前日なんか興奮して眠れなかったほど楽しみだった。
子連れは大変だけど、絶対に行って楽しんでやると企んでいたら。
それが伝わったのだろう。
朝一で白斗が吐いた。
しかもご飯を食べようとしない。
ヨボヨボとおじいちゃんのように歩き、パタリと横になったまま息を荒くして薄目を開けている。
慌てて血糖を測ったけれど、いつもと同じくらいだった。
低血糖ではなくて安心した。
でも。
白斗の今の状態でご飯を食べないとなると、絶対に目を離す事は出来ない。
夫が半べそをかいて 『今日は中止にしよう』 と言った。
仕方ない。
同じく半べそをかきつつ納得する私。
準備していた息子の着替えなどを片付ける。
その途端、あげたオヤツをむっしゃむしゃと食べ始めた白斗。
しかも若者のようにキビキビ歩いている。
ちょっぴりムッとした私を見た夫が、慌てて 『いや、多分本当に調子悪かったんだろうし、もしこの後吐いたら間違いなく低血糖起こして命に関わるし、大事をとろう』 と言った。
そっか。
留守中に吐いたら間違いなく死んじゃうだろう。
たまたま今だけ調子が治ったのかも、と無理矢理納得するワタクシ。
と。
その後の散歩も鼻歌が聞こえて来そうな程有頂天で走り回る白斗。
地に足もついちゃいない。
吐くどころか何度もおやつをねだり始める。
そりゃそうだ。
ご飯食べてないもの、腹だって減るよね。
あまりに調子に乗っていて夫に怒られるほどだった。
くうぅ。
してやられた。
いや、多分本当に寂しくて調子が悪くなっちゃったんだろう。
でもさ、こっちも何ヶ月も前から楽しみにしていたんだからせめてその気持ちを汲み取って欲しかったナリ。
例えば散歩を少し控えめにシャナリシャナリ歩くとかさ。
まあ、いいか。
白斗のこういう甘えや大袈裟にも振り回されて、何ヶ月前からの楽しみを中止に出来る自分達は結構好きだし。
病気でションボリされているより、こんな事をしている白斗を見る方が幸せなのだ。
『きっとよそのワンちゃんもこういう事あるんだろうねぇ』 という夫も嫌いじゃないし。

だってさ、ぽっくんホントに調子悪かったんだもん
カレンダー












ごめんね、さみしかったね

旧末っ子でも一番大きいの
この豊満なお腹の中に卵が・・・















