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最期のことば
カテゴリ:ねこ

IMG_0657.jpg レオの毛のようなススキの短毛




11日に一人で犬の散歩に行った時、レオの最期の場所へ行ったら横を黒い影がすり抜けて行った。







その影は白斗に体当たりするように横をすり抜けて行き、田んぼのあぜ道を犬達と併走するように小走り程の速さで少し先を進んで行く。







その途端、小冬も白斗もいっせいに同じ方向を見てその影を追いかけようとし始めた。







ああ、レオなんだと思うと同時に 「死んでまで白斗に体当たりかい?」 と思ったらおかしくて一人ニヤ二ヤしてしまったけど。







家にいる時もよくこうして白斗に体当たりや、猫パンチをしてたなぁ。








その日から家の階段で黒い影を見たり、いつも寝ていた場所に一瞬だけレオが見えたりし始めた。







やっと帰って来たのかな、と思う。








しばらくはグラウンドや外で気配を感じる事が多かったのに、家にいる気配は全くなかったのだ。








やっぱり家に帰りたくないほど私を恨んでるんだな、と思ってたので嬉しかった。














そして夜。




レオが夢に出てきた。











そして何度も 『失敗してごめん』 と繰り返す。








しゃべると言うより伝えるという感じで。








おそらく失敗とは車に轢かれた事なのだろう。








恨み言を言うでもなく、何度も詫びるその言葉は。







誰にでも優しいレオらしいと思うと同時に、申し訳なくなった。
















ごめん、は私の方だ。







最後にゆっくり抱っこしたのはいつだっただろう。




のんびりブラシをしてあげたのなんて、思い出せない。







いつも余裕がなくてイライラしてる私ばかりを見せてたのだ。







大事に出来なくて本当にごめん。




看取ってあげられなくてごめん。




愛してくれてありがとう。











私の防衛が見せた都合の良い夢かもしれないけれど。




まだまだ 「レオが死ぬわけない」 と待っている自分もいるけれど。





線香を灯すたびに<葬式ごっこ>をしているような錯覚に陥るけれど。
















レオが最後に言った 『母ちゃん、大好きだ』 と言う言葉だけでも本物だったと思いたい。










IMG_0621.jpg

今でもソファの上で待つ小冬、本当は気づいてるハズ










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2011.11.23 / コメント:: - / トラックバック:: - / PageTop↑


願いと許し
カテゴリ:ねこ

IMG_0620.jpg レオ兄ちゃんにありがとねーって







レオを送る時に図々しいけれど1つだけお願いした事がある。




自分でも都合良過ぎると思ったけれど。




本当は2つお願いしたかったけれど、虫が良過ぎると反省して1つ。





どうか、どうか白斗の悪い部分を持って行ってください。








偶然かもしれないけれど。




ここの所白斗は落ち着いている。





驚く事に薬もブドウ糖も一切飲んでいないのに、だ。





血糖も滅多に70を切る事がなくなった。








下がっても自分の機能でちゃんと一定値まで上げる事が出来るようになった。








病院に定期検診に行ったら、半年に一回の採血で良いと言われた。




レオは我が家でボス的な存在で、どのコにも本当に優しかったから願いをかなえてくれたのかもしれない。





そんなふうに思うと、少しだけ、ほんの少しだけ許されたような気持ちになった。







この間のドライブの帰り道、イチョウの葉っぱがいっぱい落ちていた。







なぜかイチョウの黄色い葉っぱがたくさんあるのを見るとレオを思い出すので、なんとなく胸がいっぱいになって、ああ、あのコはやっぱりもういないんだなぁなんて思いながら帰ってきた。




そして。







空が青くて、こんな青空を見ながら用を足したりしてたのかな?





家に居たらそんな体験できなかったよね。




空に抱かれて用を足すなんてすごいなぁ。




なんて思ったのだ。







やっと。




やっとここまで来たのだなと思う。




もう私のレオは居ないけれど。




たった一つの嫁入り道具を大事に出来なかったけれど。







私はあのコに甘えていたんだな、と今では思う。







周りの人達にも、たくさん支えてもらいレオの代わりに許してもらい、やっとここまで立ち直れた事に感謝。










本当にありがとうございました。




 IMG_0624.jpg

こんなおカオで頑張ってるよー、兄ちゃん




2011.11.23 / コメント:: - / トラックバック:: - / PageTop↑


立ち直り
カテゴリ:ねこ

 IMG_0526.jpg 黄色はレオのイメージカラー

 

 

レオが逝って2週間。


1分1秒が長いのに、あっという間に2週間が経ってしまった。

 

 

毎日何かしら関連付けては涙し、レオを思い出しては努力して認めると言う時間を過ごしてきた。

 

 

 

今なお鍵コメやメールやハガキまでくださって温かい言葉をかけてくれる人がいる。

 

 

私の悪い癖なのか、時間が経てば経つほど認めたくなくて、みっともなくジタバタしたり後悔の念でいっぱいになり自分を壊したくなってしまうのだ。

 

 

それゆえ声をかけてくださった方々には、いくら感謝しても足りないほどだと思う。

 

 

今もまだ。

 

 

もしかしたら夢だったのかもしれない。

 

夫が違う猫と見間違ったのかもしれない。

 


今うちにあるのは違うコの骨かもしれない。

 

今でもひょっこり帰ってくるような気だってする。

 

写真の中のレオは生々しくてつい本物と見間違えてしまう。

 

タンスの上に飛び乗っているだけで、写真から飛び出てくるような気さえする。

 

 

 


今まで大事な者が逝くたびにこうだったけれど、今回はその比ではなかった。

 


12年も一緒にいたのだ。
夫と同じくらいの年月を一緒に過ごしたのだから仕方ないのかもしれない。

 

晩年は大事に出来なかった、息子が生まれてからひどい事を言ったりしたのも理由の一つなのだろう。

 

 

 


もう毎日天気予報を見て雨を気にしなくても良い。

 

いつでもカーテンを少しだけ開けて外を気にしなくても良い。

 

いつも目の端で探さなくても良い。

 

カラスをレオだと思って思わず追いかけてしまう事もなくなるだろう。

 

ふじを「レオ」と呼んでしまう事も・・・。

 

 

 

悲しんだら成仏できない、と言う人が居るけれど。

 

私はそう思わない。

 

死んだ者だってたくさん泣いて欲しいだろう。

 

いなくなって悲しいと思って欲しいだろう。

 

 

 


そして。

 


少しずつ涙する瞬間が減って、思い出しても泣かずに居る事が出来て。

 

だんだんその気持ちが<楽しかった><ありがとう>に変わっていくように。

 

本当の意味で立ち直って欲しいと願っていると思うのだ。

 

 

 


今はまだ。

 

ご飯を食べたりすると罪悪感を感じる。

 

『レオが死んだのに呑気にご飯なんか食べてて良いの?』と誰かが囁く。

息子の仕草に笑顔になると自分がすごくひどい人間のように思える。

 

でも。

 

今はそれで良いのだろう。

 

覚悟してたくさん苦しんだり罪悪感を持って行こう。

 

それくらいレオも辛かったり寂しかったりした瞬間があるはずだから。

 

 

そして。

 

それを乗り越えた所にある本当の立ち直りを手に入れようと思う。

 

 

写真.JPG

受け入れろ小白

 

 

2011.11.08 / コメント:: - / トラックバック:: - / PageTop↑


レオの最期
カテゴリ:ねこ

DSCN1052.JPG 

我が家での最後の写真

 

 

IMG_0476.jpg

レオが愛したグラウンド、奥で飛び回っているのが写ってる

 

 

 

 

 

 


10月26日。

 

その日は珍しく日中からレオを見かける事が多かった夫。
私は2週間近く見ていなかったけれど、夫は何度も目撃したと言う。

 

 


楽しそうにグラウンドを駆け回ってた、と昼食に戻った夫は笑いながら教えてくれた。

 

仕事中に写真を撮ってメールに添付してまで送ってくれた(夫がここまでするのは本当に珍しい)

 

楽しそうにのんびりしているレオが遠くにうつっていた。

 

 

 

私もなぜか何度もレオを思い出し、ご飯や水の心配をしたり連れ戻す作戦をボンヤリ考えたり、ベガをレオと見間違ったりして過ごした。

 

そして夜。


在庫切れで買えなかった靴が入荷したと連絡があったので、取りに行く。

 

少しだけ息子を子供広場で遊ばせ、本屋に10分程寄っての帰り道。

 


家の前の1本道、あと1分たらずで家に着くという所で。

 

 

夫が車を蛇行させた。

 

 

『危なかった、轢くとこだった。もう死んでるけど踏まなくて良かった、またぐ形になったよ』 と言う。

 

 


猫が横たわっていたらしい。

 

 

 


血の気が引いた。


「レオ?レオが死んでるの?」 と聞くと 『いや、違うと思うよ。でも一応確認しておこう、真っ暗で良く見えないから』 と轢かなかった事とレオじゃないと確信した夫は安堵した表情でゆっくりと引き返してくれた。

 

 

 


でも、その時に私にはもうレオだという確信があった。

 

 

 

 

丁度電灯もない真っ暗な場所。

 

 

 

引き返す時にその猫の瞳だけが蛍の光のように黄色く光っていて、なぜか冷静に<キレイだな、きっと一生この光景は忘れないだろう>と思った。

 

 

 

体が真っ黒だから、暗闇の中瞳だけが光っていたのだろう。

 

 


降りてしばらくして夫が 『レオだった・・・』 と戻って来た。

 

 

 

 


ダンボールを取りに行こうと言う夫に、車に常時積んであるタオルと毛布で包もうとお願いする。

 

ダンボールを取りに行ってる間にまた轢かれてしまうかもしれない。

 

 


体の機能がいっぺんに停止したようで、息子が呼んでいるのに体が動かない。
頭でわかっていても心が拒否していて 「待ってどうしたら良いの?まだ受け止められないから待って」 とうわ言のように繰り返すしか出来なかった。

 

 

けれどこんな時でも母で居なくてはならない自分がもどかしかった。

 

 


私達が帰って来たのは20時半頃。

 

 

レオはまだ柔らかくて温かかった。
どこも外傷はなかった。

雨が降っていたのに体はほとんど濡れていない。

 

おそらく轢かれて間もなかったのだろう。

 

 


けれど怖くて抱っこ出来なかった。

 

 

前に事故で亡くなった猫を抱こうとした時の無残さや多量の血はいつまでも頭から離れない。

 

 

レオも動かすと数滴血が出てきた。

 

 


まるで生きてるようで何度も呼んでみる。

 


あのうるさいレオが一声も鳴かない。

 

 

「レオ?寝てるの?死んだフリしてるの?」 と疑っても返事をしない。

 

 

 

「また驚かせようとしてるんでしょ?良いから起きなよ」 大きい声で叫んでもそのままだった。

 

 

 


あの犬歯が長くてしまいきれなくて、いつも白いのが少し覗いているのも。

 

あの柔らかくて湿ったような毛の手触りも。

 

間違いなく私のレオだった。

 

 

 

 

 

あばらが浮いていた。

 

6キロあった体重が4キロになってた。

 

まだあったかかった。

 

起き上がりそうだった。

 

 

 

 


でも、死んだ猫の顔をしていた。

 

 

 

 

『レオがこのタイミングを選んだんだよ、他の人に見られたくなくて一番最初に僕達に発見してもらいたくてこの時間を選んだんだよ』 自分に言い聞かせるように夫が言う。

 

 

確かにあの時間にあの道を通らなければ、レオの遺体にさえ対面できなかったかもしれない。


対面できたとしても何日も経過してからだったに違いない。

 

こんなキレイなままでは会えなかっただろう。

 

 

 


でも。

 

私のせいなのだ。

 

私がレオを殺したようなものだ。

 

 

 


私の弱さやずるさや身勝手さがこの結果を招いてしまったのだ。

 

最期に対面出来たから、なんて奇麗事では済まされない。

 

あったかい家で見守られながら命を終えさせてやれなかった。

 

一人で寒くて暗い中に雨に打たれたまま逝かせてしまった。

 

 


夫の職場だから、とか他の職員の目がなどと気にしないでもっと血眼になって探せば良かった。

 

 

ペット禁止の社宅なのに、特別に許可してもらってるから大ごとに出来ないなんて思ってしまったのだ。

 

 

 

それだけじゃない。

 

 

帰ってきて欲しい心の裏で、また外に出たがって騒いだらどうしようと思ったのも事実だった。

 

 

 

 


人目なんてどうでも良かったはずなのに。

 

失くしてから気づいたって遅いのはわかってたのに。

 

 


猫捕獲のワナだって探せばあっただろう。

 


外に出たがったらその時はその時でまた考えれば良かったのだ。

 

 

 

 

 


今考えると私が最期まで全然姿を見る事が出来なかったのは、バチがあたっていたんだろうと思う。

 

 


出産してから神経質になって、以前なら許せたレオの無駄鳴きも許せなくなって、息子を起こしてしまうたびに怒っていたのだ。

 


子供が 『レオ、うるさいよ』 と真似をするくらい叱っていたのだろう。

 

 

怒られてばかりで、楽しい事なんか何一つなくて家出したのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 


わかってたのに。

 

 

 

 


私が悪い。
私が殺した。

 

 

 

 

 

 

いつか。

 

 


いつかこんな気持ちも消化されるのだろうか。

 

 

 

 

寒風吹きすさぶ中パジャマで探し回った事も、小さな息子の冷たい手を握りしめて探した事も。

 

雨降る中 「どうせご飯なんか食べられてないんでしょ?」 とご飯を持って行った事も。

 

毎日毎日外を眺めて帰りを待った事も。

 

夜中に何度も目を覚まし耳を澄ました事も。

 

最後に私が見かけた日に 「レオ、もう帰っておいでよ。待ってるんだよ」 と言った時のレオの困惑した顔も。

 

あの最後に触らせてくれた冷たい鼻の感触さえも。

 

 

 

 

いつか良い想い出になるのだろうか。

 

 


罪悪感に打ち勝って、楽しかった想い出が顔を出してくれるのだろうか。

 

 

 

 


ごめん。

 

 

ごめんなさい。

 

 

 

 

この言葉しか出てこなかった。

 

 

 

 

なかなか顔をあげられない私に夫が言う。

 

 

 

『体重が4キロに落ちてたのも、運動したから減ったんだと思うよ。帰って来たくないんじゃなくて楽しかったんだと思う。いつ見ても本当に楽しそうだったよね?人間だってゲームが楽しくてやめられない事があるよね。理性があるのに。だったら猫だって自制が聞かなかったりするんじゃないかな。わかってても楽しくて帰れなかったんだよ。だから自分を責めたり自分の生い立ちを否定したり存在を否定しないで。レオは小白が大好きだったからそんな事望んでないよ。人の良い猫だったんだから恨んだりはしてないよ』と穏やかにそれでいてキッパリと言い切った。

 

 

 


家で過ごす最期の夜。

小冬は 『レオちゃん起きてよ』 と何度も鼻を鳴らし傍から離れようとしなかった。

 

別れの朝にはジッと顔を覗き込んでいた。

 

かなりのストレスだったのだろう、その後小冬は下痢と嘔吐をしばらく繰り返していた。

 


白斗は別れより、私を心配して傍を離れなかった。
泣きそうな瞳でずっと顔を覗き込み、身体をくっつけてきた。

 

 

ふじは2階にこもったまま、ベガは落ち着きなく鳴いている。

 

 

 


誰に言われるでもなく、息子がトコトコとレオを置いてある玄関の傍に行き 『またね、また遊んでねバイバイ』 と3回繰り返した。

 

 

まだ理解できないだろうと余裕のない私は息子に死を説明できなかったのに、彼はなんとなく空気をよんだのだろう。

 

 


それきり騒ぐ事もなく静かにレオが小さな骨壷に納まるまで車でアイタッチをしていた。

 

 

 


けれど。

 

その小さな体は計り知れないショックを受けたのだろう。

 


下痢をして、眠っても10分おきに泣き叫んで目を覚ます。

 

寝る前だけ飲んでいるオッパイも飲ませてくれと懇願する。

 

外に連れ出そうとすると泣いて抵抗する。

 

 

 

 

子供達にも謝る事しか出来ない。

 

 

 

 

 

 

 

救われたのは。

 

火葬してくれたおじさんの話では、外傷はなくおそらくショック死だと思われるという事。
ぶつかったと同時に心臓が止まって痛みも苦しみもなかったと言う事(猫は事故の場合6割がショック死らしい)

 

鼻の奥が悪くて(蓄膿があったからだと思われる)骨の色が変わっているけれど、骨はずいぶんしっかりとしていると言う事。

 

老衰に近いという事。

 

 


お腹にはウンチもあって、胃には食べ物もあってしっかり食事していた事。

 

 

 

などを教えてくれた。

 

 

 

 

 


そっか。

 

痛くなかったのか。

 

苦しまなかったのか。

 

お腹いっぱいだったのか。

 

 

 


けして可哀相な死に方じゃなく、ある意味理想に近いかもしれないと自分に言い聞かせた。

 

 

そう思う事でほんの少しだけ気持ちが楽になったような気がした。

 

 

 

 

逝ってしまうまでにもう1度だけ抱っこしたかった。

 

もう1回だけ美味しい猫缶をお腹いっぱい食べさせたかった。

 


また我が家名物の猫団子が見られると信じて疑ってなかったのに。

 

 

 

 


信じがたいけれど。

 

 

本当に時間が癒してくれるのだろうか。

 

またご飯を美味しいと感じたり、笑って暮らせる日がくるのだろうか。

 

 

 

 

いや。

 

それを信じて。

 

 

 

時間と言う優しいものを頼りにしていかなくては。

 

 

 

 

私には。

 

夫も息子も小冬も白斗もベガもふじもいるのだから。

 

 

 

 

今は毎日朝が来るのが怖い。

 

 

イヤでも現実を突きつけられる。

 

 

そして夜になる頃には自分を励まし続けて少し前を向けるけれど。

 

 

 

 

 


早く 『ありがとう』 と思いながら朝を迎えられる日が来ますように。

 

 

 

 

 

 

あの日目に映ったレオの最期。

 

 

光に映し出された薄い薄いトラ模様(黒猫だったけれど、目を凝らすとシマがうっすらあった)

 

 

私達を呼び寄せるような黄色の瞳の光。

 

 


いつまでもそのまま一時停止していられないのだから。

 

 

P1100661.JPG

小さい時も

 

P1130167.JPG

大きくなってからも息子に優しかった

 

 

IMG_0496.jpg

今もグラウンドにいるらしく犬達がずっと同じ所を見てる

 

 

 

 

追記:泣いて暮らした日々の中で鍵コメントをくださった方の言葉にどれ程許されたかわかりません。本当にありがとうございました。レオを想い出す時には必ず頂いた言葉を思い出し自分を許して行こうと思います。

2011.10.31 / コメント:: - / トラックバック:: - / PageTop↑


強制立ち退き
カテゴリ:ねこ

IMG_9043.jpg 早く帰って来てよ

 

最近私が猫にご飯をあげる時は、意図的に毎回お高い缶詰と猫カリカリをブレンドさせてあげている。

 

もちろん自腹。

 

だって2匹しか居ないし。

 

いつ突然別れる事になるかわからないし。

 

 


レオの件でたっぷりと骨身に沁みるほど堪えた私は、とにかく後悔のないようにしようと言うのが座右の銘になってしまったらしい。

 

 


数日前、レオの住んでいる基礎の穴が閉じられレオが閉じ込められてしまった(10月13日)

 

 

慌ててこっそり夜中にテープを引っ剥がし、レオが出てくるのを待つ事に。
翌日出てきた所を確認して元に戻しておいた。

 

なので。
レオはもう住む場所がない。

 

 

強制立ち退きである。

 


かなり騒がしくして苦情が出たか、なんとなく気が向いて穴を塞ぐ事にしたのか確かめる術はないけれど。

 

 


その日の夜、夫と息子が買物に出たら。
案の定行く場所のなくなったレオがウロウロしていると連絡が入った。

 

 

てっきり車に轢かれた、と言う連絡(夫は滅多に電話してこないため)だと思った私は半分安堵しつつ、部屋着&ノーブラのまま家を飛び出した。

 

 

寒風吹きすさぶ中20分。

 

 

探し回ったけれど、見つける事も連れ帰る事も出来なかった。

 

 


仕方ないので物置を少し開けてご飯を置く。

 

 

こんな大雨の日にどこに居るんだろう。
ずっと過ごしていた場所もなくなってどこで眠るつもりなんだろう。

 

 


3日経ってもご飯は減っていない。
姿も見かけなくなった。

 

 


『これで死んだら閉め出したボクが殺したようなもんだ』 と珍しく夫が重い口を開いた。

 

 


「レオのために穴をまた開けて、人様に迷惑をかけたら今度は私達がここに居られなくなるんだし、いつでも帰ってこれるようにしてるんだから夫は悪くない。レオが自分で判断して選んでる事だし。悪いのは早い内になんとしてでも連れ戻せなかった事だと思う。帰ってくるのを待とう。寒くて根をあげて<ギブアップ>するのを待とう」

 

 

自分に言い聞かせるように答える私。

 

 

 


私なんてもうとうにギブアップなのに、レオが許してくれないのだ。
どうしようもない。

 

 

 


今日も息子とフラフラと家の周りを探す。

 

 


楽しそうに水溜りを歩きながら、手をつなぎ母の後をついて歩く息子を見ると泣きそうになる。

 

 

 

そして。

 

 

また沸々とレオに対する怒りをバネに<年寄り家に引き戻し作戦>を考える私だった。

 

 

IMG_8998.jpg

3人で帰りを待つ

 

 

この記事はレオが亡くなる前に書いてあったものでした。
UPしようか迷いましたが私の正直な気持ちを記録として残しておこうと思いました。
時間が前後している事お許しください。

 

 

 

2011.10.31 / コメント:: - / トラックバック:: - / PageTop↑


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小白:これを書いている人物。慣れない子育てもはや2年。相変わらずの妄想癖で数々のピンチやら何やらを乗り越える。根っからの貧乏性&心配性。
【特技】妄想癖(得意分野は貧乏ごっこ、家族の心配)暴走し過ぎて夫に迷惑をかけるのが定番
【趣味】夫いぢめ
【宝物】家族


●夫:24時間365日家族の事を想い家族のために尽くすドM、じゃなくて心優しいパパ。現実主義者ゆえ冷たく見られがちだが海のような広さの心の持ち主。
【特技】息子のご機嫌取り
【趣味】息子の目を盗みわずかな時間いじるPC
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●息子:この世に出てきてわずか2年足らずで小白家のみんなのハートをがっちり掴んで離さないニクイやつ。父譲りのクールで超マイペースな所に母の大雑把さと頑固さを併せ持つ幼児。
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【趣味】色やら数やらをひたすら言う、もしくは人に言わせる。
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●小冬(コフユ):小白家の警察&ムードメーカー&ルールブック。老いてますます血気盛んな所におおざっぱさが加わりますますオヤジ化するもラブリーさは変わらず小白が溺愛する娘。スピッツ9才。
【特技】取締り
【好き】チーズ、レバー、特定のオヤツ、ママちゃ



●白斗(ハクト):2年前よりインスリノーマを患う。どうすればパパたんを独り占めできるか日々研究中。大らかで優しい息子。テンション高く時々倒れるのがたまにキズ。スピッツ8才。
【特技】低血糖発作からの生還
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【特技】1日1嘔吐
【好き】猫缶、口に入るもの全部



●タロ:老婆宅にセラピーキャットとして修行中



●ふじ:小白家猫組末っ子。もうすぐシニアなのにいつまでも仔猫扱いの6才。いつまでも冒険心とドキドキを忘れないピーターパンキャット。
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