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夫暴露話
カテゴリ:

 IMG_0739.jpg 私の時もメモ貼らないでね

 

 

今だから書ける話。

 

夫は幼少の頃からある信仰をしていたせいか、亡くなった者に対して手を合わせると言う習慣がない。

 

と言うか、思い出して涙したり想い出を語ったりと言う事がない人なのだけど。

 

 


それゆえレオが死んでしまった時、私との温度差がかなり大きくてついて行けなかった。

 

私は<死は暴力的な物で残されたものは苦しんで納得するしかない物>と思っている反面夫は<死はそれ以上でも以下でもない、今までいた者が居なくなる事>と思っているらしい。

 

 

夫だって生身の人間だから、悲しんでいないわけではないし、明らかに食欲が落ちて元気が無いのだけど本当に淡々としていたので私としては不満だったし、きっとこの人は私が死んでもこうなのだな、と思うと本当に寂しかったものだ。

 

 


私がレオを思い出して涙しても淡々と見ているし。

 

線香を灯したり手を合わせたりもしないし。

 

それについて聞いても困った顔をして 『思いつきもしなかった』 と言うではないか。

 

 

 

 


世の中本当に色々な人がいるのだ。

 

どちらが良いとか正しいとかでなく。

 

 

 


12年一緒に暮らしてきてようやくこういうのには慣れてきたし、今回のレオの事でしっかりと理解できたとは思う。

 

 

それでも夫とは一緒にやって行きたいと思うのだけど。

 

 

 


でも。

 

 

でもさ。

 

 

 


レオが死んだなんて納得出来ない、と言った私にものすごく困って悩んだ顔をして一生懸命考えまくって夫が出した答えが。

 

 

 

「あちこちにメモを貼ったら?レオが死んだって。そしたら理解できるよ」 

 

 

 

 

とものすごく良い答えを出した的な顔をしたのはいかがなものか?

 

 

 

それだけでなく。

 

 

しばらくの間ウツロに過ごしていた私は、自分の身支度にまで気が廻らず恥ずかしいけれどシャツ(正確にはタンクトップ)を出して歩いていたりしたのだけど。

 

 

 

それを見て 「そういうのは僕の管轄外だなぁ」 とつぶやいたのはどうですか?

 

 

 

 


いや、管轄しようよ。

 

アンタの嫁だし。

 

 

 

あーあ、こんな事書いちゃったりなんかしちゃったら、全国何万人の(?)夫のファンが悲しむナリ。

 

 


いやそれはウソだけど、数少ない夫の味方が皆無になる可能性がかなり高いけど。

 

 

 

 

夫、ごめんね。

 

全然悪いとは思ってないけど。

 

 

 

と言いつつも、愕然ってこういう事を言うんだなぁ、なんてかなり驚いた私。

 

 

 

しばらく悩んだけれど。

 

 

こういう私だからこんな夫が合うのだろう。

 

 

同じようなタイプだったら鬱陶しくてかなわない。

 

 

それにしても。

 

 

 

 


「メモ貼ったら?」 って。

 

 

 

 

あの時の夫の顔。

 

 


褒められたい幼稚園児のような顔だったな。

 

 

 

・・・。

 

 

 

 

万が一、私が先立ったりしたら家のトイレの扉とか、玄関とかあちこちに<小白死亡>ってメモが書かれるのかしら。

 

 

なんだか息子もそういう所夫に似てそうだし。

 

 

 

 


うっかり想像したけど、結構嫌かも。

 

 


長生きしよう。

 

 

 

IMG_0731.jpg

ふじっこの時も貼るなよー、パパー

 

 

 

皆様、楽しい年末年始をお過ごしください(^.^)  来年はラッキーがたくさんありますように、心を込めて。

小白

 

 

 

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2011.12.29 / コメント:: - / トラックバック:: - / PageTop↑


いつか
カテゴリ:その他

IMG_9998.JPG やっと戻って来た日常に感謝

 

 

レオが逝って1ヶ月以上経ったある日。

 

 

息子の風邪も少しだけ落ち着いていたので久しぶりに犬達の散歩に行かせてもらった。
ずっと夫任せだったので喜ぶ小冬(白斗はパパとの散歩の方が良いのをロコツに出す)

 

 

てくてくと歩いていたらなぜか急に 『ああ、レオはもう戻って来ないんだ』 とストンと心にスンナリ入って来た。

 

 

何とか理解しようと努力し続けても出来なかったのに、本当に突然で自分でもびっくりした。

 


しっかり直視しなくてはとか、夫にも戻ってこないから受容しなさいと言われ続けても無理だったのに。

 


一生懸命考えても、遺体を発見した所で思考がフリーズして前に進めず自分を甘やかしてそのままにしていたのに。

 

 

 


受け入れた瞬間、あの日からずっとガマンしていた物が切れたように道端でゴンゴン泣いた。

 

 

 

幸い真っ暗闇だし人も通らない。


車が通ったとしても下を向いてるからわかりゃしない。


大声で泣き叫んだって雪に吸い込まれていく。

 

 

 

息子がいるからずっとずっと思いきり泣く事が出来なかった。

 

 

 

私が泣くと、息子は 『わぁああああああっ』 『ママー、ママーッ!!!』 と泣き叫んで自分の頭をポカポカやったり、小さいながらも苦しみをあらわにするのでガマンするしかなかった。

 

 

 

なので本当にスッキリした。

 

 


とは言え。

 

 

犬達は大驚愕である。

 

 

 

「ええっ?!」「泣いちゃってるの?しかもここで?マジで?」 と固まる小冬と 『ぽっくんどうしよう、どうしようったらどうしよう』 の白斗。

 

 

 


困り顔をしながら落ち着くまで待っててくれた。

 

 


ホント犬ってイイ奴だな。

 

 

 


偶然なのだろうけど、そこはレオの最期の場所だった。


下を向いて黙々と歩いてきたので気づかなかったけれど。

 

 

 


きっといつまでもいつまでもグチグチネトネトやってる私にレオが気遣ってくれたのかもしれない、なんて思ったのだけど。

 

 

 

 

そして。

 

その事をすっかり忘れていたある日の事。

 

昼に息子を寝かしつけていたら。

 

寝ているわけでもないのに、急に<レオが上にのぼっていく>イメージが頭にわいた。

 

 

 

?と思いながらもよくよく考えると 「ああ、明日は四十九日なんだ」 と気がついた。

 

 


本当はその日を忘れたわけではなかったのだけど、物を供えたり線香を上げたり日付を覚えていたりすると認めるようで嫌だった私は、見てみないフリしていたのだろう。

 

 


「そっか、もう本当に行くんだね。サヨナラか」 とやっと重い腰を上げたような自分がいた。

 

 


その翌日。


食欲がない私を気遣って夫が外食に連れて行ってくれて食事を待っている時。

 

 


窓から外を眺めていたら真っ黒い猫が横切っていった。


レオそっくりで尻尾の長さまで一緒だった。

 

 


思わず 「レオ!レオッ!!」 と叫んでから気づいたけれど。

 

 

もうその時には堰を切ったように涙が溢れて、声を殺すので精一杯だった。


息子の前で泣くわけにはいかない、と思ったけれど気配に気づいて息子が 『ママー、ママー』 と取り乱している。

 

 


なんとか堪えて息子をなだめる。

 


今まで黒猫を見かける事はなかったのに。

 

 

偶然とは言えこの日に見たと言う事は、ちゃんと意味があるのだろう。

 

 


いつまでも駄々っ子のようにゴネてちゃいけないのだ。

 

 

 


そんなわけですっかり憑き物が落ちたように穏やかになった私。
まだ思い出すだけで胸が痛くなるけれど。

 

 

明らかに傷口はもう剥き出しではなく、少し薄い膜が張ったような感じになってきた。

 

 


病院にも行って体調が悪かった原因も判明した。

 

 

 


長い長い時間が経ったような気がしたけれど、まだ2ヶ月も経っていない事に気がついてまた驚いた。

 


レオが家に居なかった時間より短いのだ。

 

これがレオが家に居た12年となるとまだまだ想像もつかない。

 

 

 

 

レオに生まれ変わっておいで、と言えなかった私。

 

 

幸せに出来なかったから再会するのが本当に怖くて言えなかった。

 

 

 

 

けれど。

 

 

猫はもう飼わない、ふじが我が家の最後の猫だ、なんて言っていたけれど。

 

 

 

 

おばあちゃんになってからでも良いから。


もう一度だけ黒猫と暮らしたいとも思う自分がいる。

 

 

 

それがレオだったら本当に嬉しいと思う。

 

 

 

 IMG_0916.jpg

気ぃ使い2人組(弟ちゃん昼寝中) 犬っていじらしい・・・

 

 

 

2011.12.20 / コメント:: - / トラックバック:: - / PageTop↑


家族
カテゴリ:家族

IMG_0843.jpg 今年も積もったね、ハクちゃん

 

 


最近暗い話が続いたので、何とか気分転換にと息子のノロケ話を書いてさあUPしましょうと言った矢先。

 

 

紛失してしまった。

 

 


リピートアフターミィ。

 

 


なーくーしーたーのーよー、らららー。

 

 


後は投稿ボタンをポチッとするだけだったのに。

 

 

何がどうなったのやら。

 

 


PCに向かう暇が全くなくてやっとの時間だったのに。
心が折れたナリ。

 

 

そんなワタシの近況は。

 

 


レオがいなくなってから、息子が体調を崩し風邪が治らず1ヶ月。
しかも鼻が詰まって息が出来ないもんだから抱っこしっぱなし。

 

 


悲しいとか辛いとか言ってられず、私はこの小さなチビを何とか健康に大きくしなければならない使命を持っているので何が何でも頑張らねばならない。

 

 

物を一生懸命食べて乳を出して(まだ乳やってるし)寝れなくても寝てたくさん遊んでやらなきゃならない。

 

 

他の子供らも愛情の順番待ちをしているのだし。

 

 


なので。

 

 

色々考えずに済んだには良かったけれど、これで自分も体調を崩し受診。

 

 

そして疲れとストレスがマックスに達し(外出も出来なかったので)小白凶暴化

 

 

慌てて夫がホテルをとって1人の時間を1日与えてくれて沈静化したのだけど。

 

 

気がつけば師走になっていて本当に心底たまげてしまった。

 

 


うーむ、残りわずかになってしまたけれど大事に過ごさなくては。

 

 

大掃除なんてやってられないわ。

 

 

悲しい事もあったけれど、やっぱりみんなで笑って前を向いて進んで行きたいと思う。

 

 

 


片時も私から離れた事がないから、私の不在で玄関で1時間泣き叫んだ息子も。

 

 

滅多に病院に行かない私の『病院に行って来るね』の言葉におそらく<出産の時の入院>を思い出してご飯も食べられない程取り乱した小冬も。

 

 

熱を出した私の傍をずっと離れなかった白斗も。

 

 

寂しがる息子に寄り添うベガも。

 

 

夜中もジッと私を見つめて念を送るふじも。

 

 

私の八つ当たりにもひたすらガマンして、疲れを取ろうと努力し続けてくれた夫も。

 

 

 

本当に大事な宝物だから。

 

 


感謝して今年を終えられますように。

 

 

みんな、ありがとう。

 

 

IMG_0829.jpg

母不在にて壊れ気味の息子、背中が寂しい・・・ごめんよぅ

 

 

2011.12.07 / コメント:: - / トラックバック:: - / PageTop↑


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小白:これを書いている人物。慣れない子育てもはや2年。相変わらずの妄想癖で数々のピンチやら何やらを乗り越える。根っからの貧乏性&心配性。
【特技】妄想癖(得意分野は貧乏ごっこ、家族の心配)暴走し過ぎて夫に迷惑をかけるのが定番
【趣味】夫いぢめ
【宝物】家族


●夫:24時間365日家族の事を想い家族のために尽くすドM、じゃなくて心優しいパパ。現実主義者ゆえ冷たく見られがちだが海のような広さの心の持ち主。
【特技】息子のご機嫌取り
【趣味】息子の目を盗みわずかな時間いじるPC
【宝物】息子


●息子:この世に出てきてわずか2年足らずで小白家のみんなのハートをがっちり掴んで離さないニクイやつ。父譲りのクールで超マイペースな所に母の大雑把さと頑固さを併せ持つ幼児。
【特技】あやしいダンス
【趣味】色やら数やらをひたすら言う、もしくは人に言わせる。
【宝物】オモチャ、アイタッチ


●小冬(コフユ):小白家の警察&ムードメーカー&ルールブック。老いてますます血気盛んな所におおざっぱさが加わりますますオヤジ化するもラブリーさは変わらず小白が溺愛する娘。スピッツ9才。
【特技】取締り
【好き】チーズ、レバー、特定のオヤツ、ママちゃ



●白斗(ハクト):2年前よりインスリノーマを患う。どうすればパパたんを独り占めできるか日々研究中。大らかで優しい息子。テンション高く時々倒れるのがたまにキズ。スピッツ8才。
【特技】低血糖発作からの生還
【好き】パパたん、弟ちゃん、チーズ、オヤツ全般、散歩



●レオ:2011年10月26日永眠。享年12才



●ベガ:小白家猫組唯一の女の子。寄る年波に勝てずあちこちガタが来つつも頑張っている11才。小白にペット霊園の話を出された途端蘇ったフェニックスキャット。
【特技】1日1嘔吐
【好き】猫缶、口に入るもの全部



●タロ:老婆宅にセラピーキャットとして修行中



●ふじ:小白家猫組末っ子。もうすぐシニアなのにいつまでも仔猫扱いの6才。いつまでも冒険心とドキドキを忘れないピーターパンキャット。
【特技】チキンレース
【好き】白斗、弟ちゃん、シニア用猫缶



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