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べビィちゃん
カテゴリ:ねこ

P1040511.JPG 雨をながめて思い出す

 

どんよりした空を見て思い出した。

 

昔一緒に暮らしていた猫。

 

思い出すと罪悪感と安堵感が入り混じった、複雑な気持になる。

 

 

22の時に家を出て、一人暮らしを始めた私は猫を飼った。

 


自分で責任を持って稼いで、責任を持って育てる初めての自分の猫。


実家にいた頃に親がしてくれたように、代わりに面倒を見てくれる人はいない。
不安はたくさんあったけど、それでも一人が寂しくてどうしても猫が欲しかった。

 

近くのデパートの中のペットショップで <3000円分購入した方に仔猫プレゼント> と書いて置かれていたのを見つけたのが出会いだった。  

 


ゲージの中には黒猫1匹しかいなかった。
店員さんにはテンコーちゃんと呼ばれていた黒猫。
聞くと脱走が上手だから、と言う理由だった。

 

迷う事無く、すぐに猫砂やら缶詰やらを3000円分買い込んでダンボールに入れて連れ帰る事に。

 

 

黒猫の女のコ。
誕生日は父と同じ。
ナーナー鳴くのと、先代の猫から1文字取ってなーちゃんと名付けた。

 

 

このなーちゃん、テンコーちゃんと呼ばれていただけあってものすごい大暴れぶりだった。
ダンボールなんて、ものの数秒で破壊された。

 

 


けれど。
どんな時でも一緒だったから、私はなーちゃんを溺愛した。
どこにでも連れて歩いたし、独身で結構なお給料をもらっていたから何もかにもこの猫にお金を注ぎ込んだ。

 


実家に帰る時も毎回連れ帰ったし、一緒にお風呂も入った。


本当に可愛くて、蜜月のような日々はあっという間に過ぎて行った。

 

 


ある夏の日、暑かったので網戸にしていたらなーちゃんが脱走してしまった。


避妊手術を計画していた数日前だった。


当時母から預かっていた猫がいて、その猫もなーちゃんと一緒に脱走。

 

 

そして見事に懐妊、出産した。
2匹とも。

 


なーちゃんは自分で出産できず、私が取りあげ婆に。
あれよあれよと6匹出てきたけれど、1匹が亡くなった。


まったく面倒を見ないなーちゃんの代わりに面倒を見る預かり猫。

 

と、思ったら預かり猫も6匹出産。
11匹の仔猫の育児に追われる事になってしまった。

 

 

ボロボロになりながら、親猫と協力して育児を終え全ての仔猫に里親を見つけた時は出産からすでに3ヶ月が経っていた。

 

 


そして。
平穏な日々に戻ったと思いきや、私の仕事が超ハードになってしまう。


当直が月に10回。
しかも朝の9時から翌日の10時まで。

 

 


残りの日はひたすら眠って体力を回復するか、日勤。

 


すると、かまってもらえないなーちゃんはだんだんストレスが溜まってきたのだろう。

外の世界も覚えてしまったし。

 

 

ものすごい声で鳴くようになってしまった。


昼夜問わず狂ったように鳴き叫ぶ。

 

近所からも苦情から来るようになり、私もノイローゼ気味になってしまった。

 

 

飼った事を後悔はしなかったけれど、毎日罪悪感でいっぱいだった。

 

 


そんな時に姉が里親を申し出てくれた。
「赤ちゃんが欲しいけど、私はもう産めないから猫を赤ちゃんとして育てたい」 とだけ言って引き取ってくれた姉。

 


でも、上の姪っ子は猫アレルギーがあったし下の姪っ子はまだまだちっちゃな赤ちゃんだったのに。

 


感謝してもしきれなかった。

 

自分の無責任さやなーちゃんと離れる事の寂しさ、それでいてもうこれでなーちゃんを苦しめなくて済むという安堵感、途中から飼い主が変わるというなーちゃんへのストレス…色々考えた挙句の結論。

 

 

 


そして今。
なーちゃん改めべビィちゃんは、姉宅で愛情を一身に受けて毎日を送っている。
留守にする時は、しっかり冷暖房を管理してもらい、寂しくないように電気とテレビをつけてもらっているそうな。

 

 


良かった。


一緒に暮らした日々はとても楽しくて幸せだったけれど、可哀想な想いもたくさんさせてしまった。
だから今の幸せをプレゼントできたのは、私の中での大きな罪悪感を少しだけ軽くしてくれる。

 

 

 

こういう話をすると、少なからず 『私も大事にしてやれなかった』 とか 『家族に任せきりだった』 と同感してくれる人もいる。

 

 

ただ何もかも後悔するのではなく、そういうペットの存在があるからこそ、一緒に暮らす大変さとか存在の大切さを改めて学ぶ事が出来たのだと思いたい。

けして軽はずみな気持では一緒に暮らせないと言う事も理解できた。

 

 

 

時々思い出しては、申し訳ない気持ちでいっぱいになるけれど、あの甘くせつないほどに2人だった時間は今も私の宝物なのだ。

 

 

 

 

姉一家、ありがとう。

 


そして。

 


ベビィちゃん、ありがとう。

 


幸せな時間をたくさん積み重ねて、長生きしてね。

 

 

P1020580.JPG

 コレを書いてたら、くっついてきた小冬

 

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2009.07.16 / コメント:: 4 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


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小白:これを書いている人物。慣れない子育てもはや2年。相変わらずの妄想癖で数々のピンチやら何やらを乗り越える。根っからの貧乏性&心配性。
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【好き】猫缶、口に入るもの全部



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