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恩返し出来るまで
カテゴリ:いぬ

P1100110.JPG  弱虫ママたん、強くなーれ

 

6月の後半3週間で白斗は発作を4回起こした。

 

いずれも白斗自ら 『ママたん、なんかヘンだよ』 と私にすりよってきてくれたため大きな発作になる前に食い止める事が出来たけれど。

 

以前と変わってきたのがブドウ糖を投与しても、ご飯を多めに食べた後でも発作を起こすようになった。

 

暑さでエネルギーの消費が激しかったり、ツメが折れてしまい気にして舐めるのでそれが原因なのだろうとは思う(末端まで栄養がいかないのかしょっちゅうツメが折れる)

 

夫と抗がん剤とステロイドについて話し合う。

 

白斗は腫瘍が見つかっていない。
だからこそのデメリットもある。
原因がわからないから院長先生も悩んでいるのだ。

 


ステロイドも出来れば使いたくない。
愛犬の長い闘病をしてきた方でステロイドは極力使わないで済むなら使わない方が良いとアドバイスくださった方もいる。

ステロイドは素晴らしいけれど、怖い薬だから。

 

 


発作を起こした翌日、息子と教育テレビを観ていた。
犬達は眠っている。

 

四季に関係する歌が流れ、ふと一昨年の誕生日にトマムに行った事を思い出した。
たくさんの落ち葉を踏みしめながらみんなで散歩したっけ。

 

息子はまだいなかったけれど、あの時はあの時ですごく幸せで。
白斗も今より元気で踊るようにはしゃいで散歩してたっけ。

 

みんなでバカみたいにニコニコして、はしゃいで騒いで。

 

 

涙がこぼれた。


「もうあの幸せな時間は2度とないのだな、どうして病気になんかなったのだろう」
「来年の秋には白斗はいるのだろうか」

 

 

どんなに考えても白斗が隣にいる所を想像出来なかった。

 

真剣にテレビを観ている息子の横で嗚咽が漏れそうになった。

 


なんとか涙をこらえて白斗を振り返るとスヤスヤと眠っていたはずなのに突然顔を上げジッとこちらを見つめていた。

 

ぞくっとするほど透き通る目で 見透かしたように私の目を射抜いている。

 


思わず固唾を飲み込む。

 

 

 

そして。
心の中で謝った。

 

 


『ぽっくんは死なないよ。死にたくないよ。みんなと一緒にいるんだから。そんな事を思うママたんは弱虫だよ。ぽっくん頑張れなくなるよ』

 

 

そう言われている様で後ろめたい気持ちでいっぱいになった。

 

 

そうだ。
私が信じなければ。

 

 

現に最初は無理だと思っていたけれど、7月を迎える事が出来て息子を連れてのはじめての旅行だって白斗も一緒に行けるのだ。

 

 

 

長く闘病しているとどうしても心が疲れてくる事がある。
同じ体験をしてきた方を想うと本当に大変だっただろうなと思うようになった。

 

みんな心が疲れた時はどうしていたんだろう。

 

 

いや、前を向いて足を踏ん張って頑張ろう。
乗り越えられる試練だから与えられているのだ。

 

 

そして乗り越えた時にまた私達家族のために必要なものが見つかるのだろう。

 


あの最初の発作の時に白斗は助かってくれたのが奇跡だったと思う。
診断がつかず処置もしなかったのに、たまたま私があげたオヤツで血糖があがったのだ。

 

 

思えばこのコは本当に優しいコだから、あの時に助からなかったら私は自分の職業を恥じ、いつまでも立ち直れなかっただろう。

 

 

 


私はまだまだ白斗に恩返ししていない。

 

出会えた事、一緒に楽しい時間を過ごしてきた事、心の支えでいてくれる事、癒してくれる事、いつも気遣ってくれる事、あったかいぬくもりをくれる事、息子を大事にしくてれる事・・・数え切れない程の想いを与えてくれている事。

 


私が満足できる恩返しを出来るまで、いやもっともっと。

 

 

傍にいてニコニコ笑っていてもらえると信じよう。

 

 

P1100114.JPG

ぽっくんはずっと傍にいるよ、だってママたんは弱虫だからね

 

 

2010.07.05 / コメント:: - / トラックバック:: - / PageTop↑


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小白:これを書いている人物。慣れない子育てもはや2年。相変わらずの妄想癖で数々のピンチやら何やらを乗り越える。根っからの貧乏性&心配性。
【特技】妄想癖(得意分野は貧乏ごっこ、家族の心配)暴走し過ぎて夫に迷惑をかけるのが定番
【趣味】夫いぢめ
【宝物】家族


●夫:24時間365日家族の事を想い家族のために尽くすドM、じゃなくて心優しいパパ。現実主義者ゆえ冷たく見られがちだが海のような広さの心の持ち主。
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